原 作 ： マイケル・クーニー
訳 ： 小田島 恒志
演 出 ： 平野 智子
出 演 ： 落合 弘治
溝口 敦
南風 佳子
山下 啓介
熊倉 一雄
他
◆あらすじ◆
ロンドン郊外に住むエリックとリンダは結婚１０年目。毎朝そろって出勤するおしどり夫婦・・・のはずだった。がエリックには秘密がある。二年前にクビになって以来、社会保障手当を偏し取っては給料の代わりにしていたのだった。
間借人ノーマンを災厄続きの木こりに仕立て上げたり、架空の住人を創作したり、あの手この手で虚偽の申請を繰り返していた。
その内、受給額は雪崩式に膨れ上がってしまった。さすがに収集がつかなくなったエリックは手当を打ち切る妙案を思いつく。「でっち上げた人を次々と抹殺しよう」。
まずはノーマンの死亡届を提出したが、なんと社会保障省の調査員とノーマンが鉢合わせに！
みどころ
テアトル・エコーは喜劇にこだわりつづける劇団である。この「エリック＆ノーマン」はヨーロッパ、アメリカを爆笑の渦に巻き込み大ヒットした、マイケル・クーニーの作品である。
今回着たいの若手演出家、平野智子の演出が楽しみだ。
「嘘をつきすぎた男」と「嘘に巻き込まれた男」日足が共犯者とは、どういうことなのか。笑いにつぐ笑いで息つく暇がなく、笑い死にせぬよう開演前に、大きく深呼吸するよう注意書がある。
一枚のドアから色々な人が入り主人公に絡む「ドア芝居」はエコーの得意とするところ。
さあ今夜は笑って幸せな気分に浸ろう。
感想文集から
○ 笑った。笑った、笑いました。役者が真剣なだけにおかしさがまします。久しぶりに喜劇に出会いました。それにしても社会保障の充実したイギリスだから生まれた作品ですね。うらやましいといえばうらやましいですが・・・。新入会の彼女が翌日「おなかの周りが何か痛い。あ、昨日の舞台で笑いすぎだね」と言っていました。新入会の小４年生「エリックがどんな風につかまるのか心配しちゃった」と言っていました。
未来?
○ 今回も当日の運営サークルで搬入・受付に参加しました。芝居もおもしろく、よく笑いました。熊倉さんのチャップマン先生の存在感があり、とても良かったです。 シスターズ嵐山
○ 私は熊谷会場と本庄会場と二度見せて頂ききましたが、本庄会場の会員の反応の良いのに驚きました。そのことで劇団員の熱演につながり、すばらしい会場になりました。大変良い喜劇になりました。ありがとうございました。 八重椿２
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